2025年秋・荒川洋治講演会「詩と小説と世界 —— 昭和期の名作」
2025.秋
激動の時代にあっても、作家たちは筆をとり、文学を愛する人たちの期待に応えようとした。世田谷ゆかりの名作をはじめ、昭和の文学史を彩る「詩」と「小説」の世界を語ってみたい。(講師・記)
詩/中勘助、萩原朔太郎、田中冬二、蔵原伸二郎、高田敏子、石垣りん、田村隆一、寺山修司ほか
小説/徳冨蘆花、尾崎翠、横光利一、耕治人、椎名麟三、織田作之助、中村真一郎、吉行淳之介ほか
■荒川洋治(あらかわ・ようじ 現代詩作家)
1949年、福井県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。詩集に『水駅』(第26回H氏賞)、『渡世』(第28回高見順賞)、『空中の茱萸』(第51回読売文学賞)、『心理』(第13回萩原朔太郎賞)、『北山十八間戸』(第8回鮎川信夫賞)、評論・エッセイ集に『忘れられる過去』(第20回講談社エッセイ賞)、『文芸時評という感想』(第5回小林秀雄賞)、『過去をもつ人』(第70回毎日出版文化賞書評賞)などがある。2017年より、川端康成文学賞選考委員。2019年、恩賜賞・日本芸術院賞を受賞。2024年、詩集『真珠』で第5回大岡信賞を受賞。最新刊は、講演集『文学の空気のあるところ』(中公文庫)、エッセイ集『ぼくの文章読本』(河出書房新社)、編著『昭和の名短編』(中公文庫)、『昭和の名短編 戦前篇』(中公文庫)。
日本芸術院会員。
【講師】荒川洋治(現代詩作家)
【日時】2025年 秋(調整中)
【会場】世田谷文学館1階文学サロン
【対象】一般
【定員】当日先着150名
【参加費】1人500円(当日、現金でご用意ください)
協賛:(株)世田谷サービス公社
日程情報は決まり次第、更新いたします