コレクション展

「新青年」昭和5年10月増大号 博文館刊

「新青年」と世田谷ゆかりの作家たち

2019年10月12日(土)~2020年4月5日(日)

第1次世界大戦後の世界情勢と経済状況がめまぐるしく動く大正9(1920)年1月、雑誌「新青年」は発刊されました。これからの未来を築いていく青年をターゲットとした雑誌は、都市文化とモダニズムを取り入れ、形成しながら、日本文学史においてかかせない存在とへ変化していきました。青年たちの海外進出を謳った「新青年」は、海外ミステリーの紹介で人気を呼び、やがて、ミステリーにかかわらず多彩なジャンルの先駆者たちを次々と輩出していきます。「新青年」の影響は、現在のミステリーやSF小説にも及んでいます。
本展では、戦後一大ブームとなった横溝正史をはじめ、日本推理小説〈三大奇書〉のひとつ『黒死館殺人事件』を書いた小栗虫太郎、日本SF小説の父・海野十三といった「新青年」の全盛期を支えた世田谷ゆかりの作家たちを中心に、当館収蔵のコレクションをお目にかけます。