本と輪 この3冊荒井良二さん(絵本作家)に聞いた大好きな外国の絵本3冊

本と輪 この3冊

荒井良二さん(絵本作家)に聞いた

大好きな外国の絵本3冊

©有村蓮

2020年10月9日

荒井良二(絵本作家)

1956年山形県生まれ。『たいようオルガン』でJBBY賞、『あさになったのでまどをあけますよ』で産経児童出版文化賞・大賞、『きょうはそらにまるいつき』で日本絵本賞大賞を受賞。2005年児童文学賞の最高峰アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を日本人で初受賞。2018年まで「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ」の芸術監督を務めるなど、活動の幅を広げている。2009年、世田谷文学館にて「進める荒井良二のいろいろ展」を開催。

1
『ちいさなとりよ』原題 THE DEAD BIRD マーガレット・ワイズ・ブラウン

ことりの死と向き合う、こどもたちを描いた傑作。静ひつさを表す絵の構成とデザインが素晴らしい。

2
『たいせつなこと』原題 THE IMPORTANT BOOK マーガレット・ワイズ・ブラウン

「Words by Margaret Wise Brown」に注目です。まるで歌のように美しく語りかけてくる絵本。(表4の絵が、原本と日本版で違っているのが残念です)

3
『セーラーとペッカシリーズ』原題 SAILOR OCH PEKKA ヨックム・ノードストリューム

素敵な二人組が織り成す、様々な日常の出来事を見事な絵と間合いで楽しませてくれる大傑作!

(出典)ブックリスト「本と輪 この3冊」vol.1 2017.4

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